試験紹介
フィッシングメール訓練サービス
本サービスは、組織構成員のフィッシング攻撃への対応能力を診断し、セキュリティ意識・行動・脆弱性を実践的に評価する訓練プログラムです。
実際の攻撃手法と同様の形式でフィッシングメールを設計・送信し、従業員ごとの反応を分析することで、組織全体のセキュリティ意識レベルや弱点を定量的に把握します。
「組織を危険にさらすのは高度な技術ではなく、従業員の“たった1クリック”です。」
「ランサムウェア、マルウェア、個人情報漏えい――その多くは“1通のメール”から始まります。」
「攻撃者は、もっとも侵入しやすく防御の弱い場所を狙います。」
訓練が必要な理由
-セキュリティ事故の出発点は技術ではなく、“従業員のセキュリティ意識不足”です
-全体の侵害事故の 約90%がメールを起点に発生
-従業員ひとりの「1クリック」が内部ネットワーク感染につながる危険性
-個人情報漏えい、ランサムウェア感染など、多くの重大事故は 1通のメール から始まります
適用産業分野
試験規格
訓練の進行プロセス
1.訓練対象者の把握
2.シナリオの選定
-実際の攻撃と同等レベルのフィッシングメールを設計・作成
-最新の攻撃トレンドを反映したカスタムシナリオを適用
(リンク型/添付ファイル型/組織特性に合わせた文面 など)
3.訓練スケジュールの調整
-送信日、分析期間などを協議
4.テストメールの送信
-内部管理者へ動作確認用のテストメールを送信し、正常動作を検証
5.本訓練メールの送信
-全従業員を対象にフィッシングメールを一斉送信
-実際の攻撃と同様の環境で、受信状況と行動反応を分析
6.従業員ごとの行動分析
-開封(閲覧)/クリック/報告(通報)などの行動を個別に分析
-個人・部署・職位ごとの脆弱性を把握
-組織全体の攻撃対応能力およびリスクレベルを測定
7.総合レポートの提供
-クリック率・報告率・開封率の分析
-脆弱な従業員・脆弱部署の診断
-次回訓練に向けた改善方針・施策を提案
訓練を実施しないことが生み出す“致命的リスク”
1.事故発生時のコストは、訓練費用の100倍以上に膨れ上がる
2.ランサムウェア感染・個人情報漏えいのリスクが急増
3.企業の評判・顧客からの信頼・売上の回復が困難に
4.事故原因は「訓練不足」へと直結し、説明責任が発生
5.侵入後わずか10分で主要サーバーまで感染が拡大
6.アカウントが奪取されると、組織全体のシステムが露出